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【アルファ・マーケットレポート(2021/5/28)~毎日5分読むだけで完全理解!~】日本市場は大幅反発!米国2022年会計年度予算6兆ドル報道!米国PCEも発表!

Kudo By: Kudo | Posted: 2021/05/28

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5月28日(金) マーケットまとめ
*この記事は5分で読むことができます。毎日5分で投資について学びましょう!



【本記事の内容】
①マーケットの材料と値動き
②4月米国個人消費支出(PCE)発表!
③来週の注目イベント



【本日のマーケット概要】

 本日の東証一部の売買高は13億5662万株、売買代金は3兆1088億円で昨日に引き続き大商いとなりました。日本市場は大幅反発、そして全面高!日経平均は大方の予想に反して大幅な上昇に転じましたね。
世界のマーケットの値動きと材料など見ていきましょう!




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【きょうの値動きと材料】

前日の欧州市場から振り返ってみましょう!


【欧州市場】

前々日【5/26】

前日【5/27】

FTSE100

7,026.93(-2.86

7,019.67(-7.26

ドイツDAX

15,450.72  -14.37

15,406.73-43.99

ユーロ50

4,031.67    -4.37

4,039.21 +7.54




前日のロンドン市場はほとんど横ばいで推移。鉱業関連株が上昇した一方で石油関連株が下落。欧州全体でみるとプラスで引けて過去最高値を更新。旅客機の生産目標引き上げなどにより航空大手などが買われた。



直近下落していたユーロ圏の債権利回りは、英債券への売りなどによって下落が一服しました。ただ、①イギリスの中央銀行金融政策メンバーの一人が、労働市場の回復(失業率の低下)が予想以上に進めば、2022年前半にも利上げを行う可能性があると発言したこと、②昨日の夜のバイデン政権の予算案を巡る報道に伴い米国の長期金利が上昇したこと、などによってドイツなど幾つかの国で債券が追随して上昇しました。


欧州では各国の政策メンバーなどの要人がインフレについて様々な発言をしていることで、金利の方向感に注目が集まっているようです。米国の経済指標が大きく影響していきそうです。





【米国市場】

前々日【5/26】

前日【5/27】

NYダウ

34,323.05(+10.59

34,464.64(+141.59

S&P500

4,195.99  +7.86

4,200.88+4.88

NASDAQ

13,738.00    +80.83

13,736.28 -1.72




前日の米国市場は高安まちまち。ダウ・S&P500指数は続伸、コア資本財(国防と航空機を除く)の受注が前月比2.3%増(市場予想1.0%増)となったことが好感。NASDAQはもみ合いの末小幅安。PCEの発表を前にインフレ懸念が継続しているようです。


FRBは債権を売って市場から資金を吸い上げるリバースレポと呼ばれる隠れたテーパリング(ステルステーパリング)を始めています。金利0%の短期国債を売っているようで、それほどまでに市場にドルが流失しているということを示唆します。


少し前までは、現金給付などによって市場に流れたドルは金融市場に流れていましたが、経済が回復してきて消費が戻ってきていることで今度は実体経済に資金が流れていることが予想されます。株式市場から資金が抜けていくのも時間の問題かもしれません。




【日本市場】

前日

本日

日経平均

28,549.01円(-93.18

29,149.41円 (+600.40

TOPIX

1,911.02-9.65

1,947.44 +36.42

JASDAQ

3,872.60+1.23

3,882.65 +10.05

マザーズ

1,145.88(-2.70

1,145.19(-0.69




そして本日の日本市場は大幅反発。日経平均は5月10日以来の29000円を回復し、9日連続で陽線をつけた。昨日のMSCIの銘柄入れ替えによる短期的な需給拡大を警戒していた投資家が、本日は買いに向かいやすかったことが要因の一つと考えられる。


本日で21年3月期の決算が出揃いました。日経平均の予想PERは本日を終えた時点で13倍台と、かなり低い水準となっています。トヨタのような業績拡大が期待される銘柄に買いが集まりましたね。


コロナ関連でも進捗がありました。日本のワクチン接種速度は世界的に見ても早い方で、7月には一般向け接種が開始されるとの報道があり、これが好感しました。ただ、大引け後に首都圏などで緊急事態宣言が6月20日まで延長されるとの速報があり、市場の反応が気になりますね。







【アジア市場】

前日

本日

上海総合

3,608.85円(+15.49

3,600.78円 (-8.07

韓国総合

3,165.51-2.92

3,188.73 +23.22

ハンセン

29,113.37-42.63

29,135.37 +22.00

台湾加権

16,601.61(-42.08

16,870.86(+269.25




アジア株は本日のアジア市場では大方堅調。上海総合のみ下落も、週で見ると3カ月超ぶりの上昇質を記録。昨日のバイデン政権による2022年会計年度の予算6兆ドル報道が全体的に好感し上昇。


また、韓国総合が大きく上昇しました。ロイター調査によると5月の韓国の輸出額は伸び率が約30年ぶり大きさになる見込みで、主力産業である半導体や自動車が世界的な需要拡大を吸収すると期待されています。


どの国もコロナからの反動で経済指標の歴史的な上昇率を記録しています。




【4月米国個人消費支出(PCE)発表!

つい先ほど米国の4月個人消費支出物価指数(PCE)が発表されました。結果は+3.1%(市場予想+2.9%)と大幅な上昇となっています。


これについてFRBは、テーパリングはインフレ目標と最大雇用の達成が条件であり、最大雇用が達成されるまでは物価の上昇は一時的なものに過ぎないとし、金融緩和を維持する意向を継続しました。



現在米国では長期金利が下落に転じているため、この程度の物価上昇は市場に既に織り込まれていた、または市場の想定する程ではなかったと考えられます。




【来週の注目イベント】


・1日(月)米国5月ISM製造業景況感指数


・3日(木)日本5月購買担当者景気指数(PMI)

・4日(金)5月米国雇用統計



来週の目玉は米国の雇用統計です!FRBがテーパリングに踏み切らないのは雇用が回復していないためであり、投資家が一番注目している指標であると言えます。


また、ISM製造業景況感指数についても、直近上昇している資源価格による原価高や人件費拡大によるコストの膨張が指標にどう影響するか、それによって今後の雇用がどうなっていくかなど多くの議論なされるため、こちらもしっかりと見ていきましょう!

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