【アルファ・マーケットレポート(2021/5/21)~毎日5分読むだけで完全理解!~】日本市場は続伸!マザーズ指数は4日続伸!アストラゼネカ製ワクチン接種見送り!来週の注目ポイントも!
By: Kudo
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Posted: 2021/05/24
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5月21日 マーケットまとめ
*この記事は5分で読むことができます。毎日5分で投資について学びましょう!
【きょうのまとめ】
1.きょうの材料と値動き
2.セクター別値動き
3.来週の注目ポイント!
【本日のマーケット概要】
本日の東証一部の売買高は10億3796万株、売買代金は2兆3802億円でした。週末の日本市場は続伸!上値は重いですが終値ベースでは上昇しました。新興市場は4日続伸、相場の流れが変わってきているように感じますね。
本日の値動きと材料など見ていきましょう!
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【①きょうの値動きと材料】
前日の米国市場から振り返ってみましょう!
【NY市場】
| 前々日【5/19】
| 前日【5/20】
|
NYダウ
| 33,896.04ドル(-164.62)
| 34,084.15ドル(+188.11)
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S&P500
| 4,115.68 (-12.15)
| 4,159.12(+43.44)
|
NASDAQ
| 13,299.74 (-3.89)
| 13,535.74 (+236.00)
|
昨日の米国市場は主要3指数そろって大幅反発となりました!特にNASDAQの上昇が強い印象です。米国の長期金利が大幅に下落したことで、直近下落していた高PERのハイテク株中心に買いが広がりました。
また、急落していたビットコインなどの暗号資産価格が回復してきていることで投資家に安心感が広がったようです。
| 前日
| 本日
|
日経平均
| 28,098.25円(+53.80)
| 28,317.83円 (+219.58)
|
TOPIX
| 1,895.92(+0.98)
| 1,904.69 (+8.77)
|
JASDAQ
| 3,840.12(+26.86)
| 3,854.96 (+14.84)
|
マザーズ
| 1,103.75(+11.68)
| 1,128.66(+24.91)
|
本日の日本市場は、米国市場の上昇を背景に続伸となりました。日経平均は寄り付きから高くつけ上げ幅を一時300円まで拡大するも、前場の後半にかけて下落に転じ、後場には再度上昇に転じるも小幅な値動きに留まりそのまま大引けとなっています。
承認予定のアストラゼネカ製ワクチンにおいて、接種は当面見送る方針であると政府から発表があったことで上げ幅を縮めました。
また、中国上海指数が軟調に推移していたことも相場の重しとなったようです。前日にテンセントの決算発表があり、内容が嫌気して株価が下落、指数を押し下げました。
ただ、ザラ場に日経新聞が、モデルナがワクチンを日本国内で生産することを検討しているを報道したことでワクチン接種の早期化が期待され、後場に若干上昇に転じました。
【②セクター別値動き】
セクター別にみると、本日は19業種が上昇・14業種が下落となっています。
小幅ながら上昇したのはその他製品・サービス・精密機器などで、大きく下落したのが鉄鋼・石油石炭・ゴム・保険・銀行となっています。
前日の米国市場の流れを引き継ぎ、金利の下落によって精密機器などの高PERハイテク株に買いが集まりました。一方で、銀行などの金融株にとって金利の下落は収益の減少を意味しますので、株価は下落しました。
そして、WTI原油先物価格が3日続落となっていることが嫌気し、鉱業に大きく売りが集まりました。イスラエルとイスラム原理主義組織の停戦合意が締結されたことによって中東産の原油の供給減少懸念が晴れ、供給増加による価格下落が見込まれています。
来週は5月の最終週ですね!(31日がありますが)
決算が一巡して材料が乏しくなることが予想されますが、どこに注目していけばよいでしょうか!
・ワクチン接種の進捗と緊急事態宣言!
来週から日本各地でコロナワクチンの大規模接種が始まり、モデルナのワクチンの使用がが開始するようです。ワクチン接種がどれほど加速し、実体経済にどれほど影響していくのかに注目です。
また、政府はオリンピックを開催したいと考えているでしょうから、緊急事態宣言を可能限り延長していくというシナリオも考えられます。オリンピックの開催によって経済再開が遅れるという見方をしている投資家もいれば、オリンピックの中止によって大きな経済損失を被るという見方をしている投資家もいます。
どちらにせよ夏までには相場が大きく動いていく可能性が高いでしょう!様々なシナリオを考えながら相場を追っていけるといいですね!
・日経平均の値動きと日銀の買い入れ!
日経平均(及びTOPIX)の値動きと日銀のETF買い入れは、今後の相場展開を左右する重要なポイントとなると考えられます!
直近の日経平均は上昇の勢いを失って軟調に推移しているおり、週足チャートでデッドクロスを形成しました。また、来週は月末の週であり、ここ最近は月末売りのトレンドが継続していますね。よって短期的には下落貴重な値動きが予想されます。
そこで注目すべきは、相場が下落トレンドに転換した際に日銀はETFをどのように買い入れるのか!4月に入り明らかに買い入れを縮小している日銀ですが、相場が大きなショックに見舞われた際に大きく買い入れた方が効果的であるともコメントしています。
日銀の買い入れ姿勢に注目していきましょう!
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