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【先物・ドル円・原油分析(5/28)緊急事態宣言延長でも先物大幅続伸!米長期金利高騰によりドル高進む!原油も上昇!

Yusuku Kuroiwa By: Yusuku Kuroiwa | Posted: 2021/05/29

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【マーケットレポート 5月28日(水)】


日経平均先物・ドル円・原油価格:緊急事態宣言延長でも先物大幅続伸!米長期金利高騰によりドル高進む!原油も上昇!


・日経先物、ドル円

日中の日経平均先物(6月限月)は前日比590円高の2万9,120円で取引を終えました。前日の米国市場では米新規失業保険申請件数が減少しており良好な経済指標の影響もあり堅調に推移していました。日経平均先物もこの米国市場の影響を引き継ぎ、寄り付きから2万9,000円台に上昇しました。また、MSCIリバランスを終え、買い控えしていた市場の警戒感も和らいだように思われます。

国内では緊急事態宣言の延長等不安材料もあるものの上記の材料が強かったですね!


手口面では、ソシエテジェネラルが2220枚、ドイツ証券が1294枚買い越し、ABNアムロが1092枚、BNPパリバが764枚売り越していました!


ドル円は、上記良好な経済指標による景気回復期待により米長期金利が上昇したことで、ドル買いが進み一時110円台を突破しました!国内の緊急事態宣言の延長等が円安に影響を与えていることもドル高の大きな要因と言えるかと思います。


来週は米国で雇用統計の発表、景気回復期待の高まりが続けば日経平均先物にもプラスに働くことが考えられます。また、国内のワクチン接種も進めば、緊急事態宣言の延長はあるものの大きな売り材料もなく推移することが考えられます。


一方ドル円は、ドル買いが強まる中で国内で強いポジティブな材料が出ない限り円安基調となることが考えられます。110円台にまた乗れるかは、米長期金利がこのまま高水準で維持されるかという点に注目したいですね!



・原油価格

原油価格は前日の米国株式市場が堅調に推移したこともあり、景気回復期待から石油需要の高まりによる買いが入りましたね。一旦上昇は落ち着いていますが、今後の雇用統計などの経済指数の結果によっては、高水準で推移することも期待されますね!


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