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【アルファ・マーケット・レポート(2021/2/9)】 日経平均・ダウ爆上げ!!29,500円を軽く突破!3万円を目指す株式市場のバブルを支えている2つの材料とは!?今日のもマーケットを徹底解説!

Yusuku Kuroiwa By: Yusuku Kuroiwa | Posted: 2021/02/10

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2月9日 マーケットまとめ速報


【今日の値動き】

始値

終値

日経平均

28,435 (+117)

29,505.93 (+227.43)

TOPIX

1,926.54 (+1.59)

1,925.54 (+1.59)

JPX400

17,420.16 (+13.25) 

17,410.91 (+13.25)

東証2部

7,316.80 (+41.98)

7,351.14 (+41.98)

ジャスダ

3,861.30 (+5.15)

3,858.68 (+5.15)

マザーズ

1,265.38 (-2.86)

1,264.46 (-2.86)


前日分

始値

終値

ダウ

31,191.20

31,385.76  

ナスダック

13,937.06

13,987.64




【きょうのポイント】

・日経平均は3日続伸、米株高を受け回優先の地合い

・米国の追加経済対策の成立期待や企業の好決算を好感

・米国でワクチン普及が進んでいることも追い風材料に

・利食いも目立ち、値上がり銘柄数を値下がりが上回る

・売買代金は3日連続で3兆円を上回るなど活況商い




【きょうのマーケット】

★前日の米国市長で、NYダウは前週末比237ドル高と6日続伸し3週ぶりに過去最高値更新。追加の経済対策よワクチン接種への期待から買いが優勢に。

東京市場では主力株を中心に買われ、日経平均株価は3日続伸に。目先高値警戒感からの利益確定売りも出たが、買い意欲は旺盛となった。


・前日の米国市場の主要株最高値更新や中国などのアジア市場が強い動きを示し、日経平均は上値追い基調を継続した。

・利益確定売り圧力も顕在化し、前場取引時間中には、マイナス圏に落ち込む場面もあったが、下値では根強い買いが入り相場を支えた。米国の追加経済対策の成立やワクチン普及の本格化で安心感が浮上しているとみられる。

・企業の決算発表もポジティブに作用し、株価上昇を後押しする形となった。

・値上がり銘柄数より値下がり銘柄数のほうが多く、TOPIXの上げ幅はとどまっている。

・東証1部の売買代金は3兆2000億円と高水準となり、3営業日連続の3兆円に。




【きょうのドル円】

・欧州市場となり、ドル円は一段安となり、104円60銭台に値を下げた。米10年債利回りの低下が止まらず、ドル円売り基調に振れた。

・カプラン米ダラス連銀総裁は、テレビのインタビューで「一時的なインフレの上昇に驚きはない」として、FRBの長期にわたり金融緩和を維持する姿勢を確認した。




【マーケット解説】

 昨日に引き続き日経平均株価は急騰しましたね!一気に29,500円を上抜いてきました。今週中に3万円を達成してもおかしくないです!


 本日上昇した理由としては以下の2つ考えられます。

①バイデン次期大統領が打ち出していた1.9兆ドル追加経済対策期待

②個別企業の好決算

 ではそれぞれ解説していきます!




【①バイデン大統領が打ち出していた1.9兆ドル追加経済対策期待】

 「米民主党は財政調整法を活用して、単独で追加経済対策を成立させる手続きを進めている。」と報じられました。これはどういうことかというと、共和党の合意なしに法案を可決・成立させることが出来るという法律です。一時期共和党の反対により1.9兆円の追加経済対策は規模が縮小するのではないかと言われていました。しかしこの「財政調整法」により1.9兆円が縮小されることなく承認される可能性が高まり、景気回復期待が一気に高まったのです!




【②個別企業の好決算】

 また日本市場は個別企業の決算発表が今週行われています。純利益3兆円を達成したソフトバンク・グループ、同じく純利益1兆円を達成したソニー、ニンテンドウスイッチや”あつ森”が絶好調だった任天堂の決算は過去最高を達成しました。これを受けて株価は急騰しており、いわゆる「バリュー株」に資金が入っています。また5大総合商社やメーカーの決算はかなり悪かったのですが、株価に織り込み済みという事と、業績の底打ちが期待されて株価には大きな影響はありませんでした。むしろマツダなどの自動車株は「アップルカー思惑」により急騰していました。マツダに関しては何年ぶりかも分からないストップ高となっています。


 一方で今までの株式市場を支えてきたIT関連株を筆頭とする「グロース株」からは資金が抜け出しており、資金のシフトチェンジがみられました!


 このような状況が相まって29,000円の壁を簡単に超え、30,000円を目指しています。3万円も時間の問題でしょう。株式市場は相変わらず絶好調です。先週金曜日の米雇用統計の発表を受けてドル円は若干円高ドル安に振れていますが、景気が回復してくると同時にまだまだ株式市場は盛り上がっていきそうです!




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