アセマネ・ヘッジファンド対策(基礎)

【決算解説シリーズ】第三弾は(3180)ビューティガレージ!日本最大級!プロ専用の理美容・エステ・ネイルなどの美容商材の卸・通販サイト!

Yusuku Kuroiwa By: Yusuku Kuroiwa | Posted: 2021/03/11

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【企業概要】

プロ向け美容商材の物販会社,オンライン&オフラインのオムニチャネル型で美容サロン・エステサロン・ネイルサロン向けに、美容商材のBtoB販売、店舗設計デザイン、開業と繁盛支援のソリューション事業を行う。

・日本最大級のプロ向け美容商材のオンラインショップ「BEAUTY GARAGE Online Shop」(EC販売は70%強、約40万の顧客サロン基盤)&ショールーム(全国8ヶ所)を運営、販売はオリジナルブランド商品が中心。

・他企業(ソニー、ヤーマン等)とのコラボレーション企画を推進、2015年アイラッシュ(まつ毛エクステ)商材専門通販サイトを開設,2016年EC上でのマーケットプレイス型販売事業をスタート(Online Shopを他社に開放)、鍼灸接骨院のアトラ<6029>と業務提携、2018年美容師向けメディア「BeaUTOPIA」オープン,2019年台北市に大型ショールームをオープン。




【2021年4月期第3四半期決算(連結)(決算短信)】

・好決算内容(株探ニュース)

> 3Q四半期業績が堅調に推移,前年同期比(売+34%, 営+290%, 経+310%)

> 今期予想(修正前)に対して好進捗率,3Q累計(売75%, 営90%, 経96%)

> 今期予想を(売4%,営20%,経26%)上方修正,2期連続の最高益更新予想

> 売・営・経・純で市場のコンセンサスを超過、サプライズ





・経常利益コンセンサス比(株予報)







・定性的情報

> コロナ禍で美容業界全体も,顧客の不安心理増大に伴う来店者数減少などの影響を受けた。

>  当社グループは,商品・サービス・物流機能の拡充等による競争力の強化やWEBマーケティング施策の成果に加え,業界のデジタル化の促進,新グループ会社の収益計上もあり,物販事業を中心に大きく業績を拡大できた

> 結果的に3Q累計業績は,売上高は13,426,717千円(前年同期比16.9%増),売上総利益は 4,278,162千円(前年同期比21.3%増),営業利益は648,622千円(前年同期比56.3%増),経常利益は718,468千円 (前年同期比66.7%増),純利益は405,564千円(前年同期比65.5%増





・上方修正理由

> 通期業績予想

  • 業界全体のデジタル化加速・商品サービス物流の拡充・WEBマーケティング施策の成果により売上高が大きく伸長しているため

> 配当予想

  • 業績結果に連動した配当を行うことを基本方針としているため(増収増益に伴い)










物販

・ECサイトのUI/UXの着実な改善と進化を継続することに加えて,アクティブユーザー数の増加と利用頻度向上施策に注力

・コロナ禍で美容業界全体で遅れていたデジタル化が促進した影響により新規会員獲得数やECサイトへのアクセス数が大きく増加

・EC売上高が前年同期比28.8%増(物販売上構成比79.4%)と伸長した貢献が大きく,物販事業全体の売上高が10,978,623千円(前年同期比22.5%増)↗,セグメント利益は568,503千円(前年同期比40.1%増)↗となった。


店舗設計

・トレンドを捉えたデザイン性の高い店舗設計デザインの提案を行うことで独立開業を目指す顧客から高い支持を得ており、新規開業顧客に加えて、大手チェーン店本部からの受注も獲得↗

・新型コロナウイルス感染拡大の影響で美容サロン等の新規出店の中止・延期が相次いでいたことで,案件数が大幅に減少していたが,第2四半期以降においては,前年を上回るペースにまで回復↘

・売上高は2,011,888千円(前年同期比7.0%減)↘,セグメント利益は 73,938千円(前年同期比31.4%減)↘となった。


その他周辺ソリューション↗

・店舗リース,サブリース,居抜き物件仲介, 決済支援が堅調に伸長したことにより,当事業の売上高は436,205千円(前年同期比20.6%増)↗,セグメント利益は 62,544千円(前年同期比115.8%増)↗となった.



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